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夫婦二人とおばあちゃんの小さな畑と台所 タリトル ツマの雑記録

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向田邦子。

寝る前に、本がないと眠れない。

身を削る想いで、書いた本を寝ながらとは、
知人であったら、絶対に内緒なことだけれど。

「オヤスミ。」と言って、3分と起きていない夫の、
寝息が聞こえてきてから、ワタシの読書時間が始まります。

1ページも進まないうちに、本を目隠しにしてしまう日も、
明日の起きる時間を気にしつつ、なかなか本を閉じられない夜も。


ジャンル選ばず、乱読だが、
十代から、繰り返し読んでいる向田邦子。
エッセイ、小説共に、時々に読み返したくなる。

亡くなったのは、1981年の8月22日。
もう33年にもなるのだ。

ワタシは14歳だったようで、
あの日、テレビで見た片仮名の「ムコウダクニコ」という文字と、
旅好きなのに、飛行機が嫌いな向田さん。
さぞかし怖かっただろうという気持ちと、
やっぱりねと思っただろうと、思ったことを憶えている。

好奇心旺盛だけど隅っこ好き、
おしゃれで、オキャンで、
絵と字が下手という、自虐ネタを持ち、
仕事を措いても、食べたいものを食べ、
作りたいものを振る舞い、
猫のマミオを愛し、青山の町を愛した。

無駄が一字とない小説は、
人間の怖さや毒気を称する人が多いが、
毒だけの本なら、今時溢れかえっている。

ひと言で言うと、潔いのだ。

ある時、夫に、
「向田邦子は男らしいね。」と言ったことが。
すると、夫は、
「あんな女性らしい人はいない。」と。
男はもっと女々しいそうで。

潔い人であってこそ、愛しく想うんだ。と言う。

たしかに。

見知っている姿は、あの時のまま止まっているが、
昭和4年生まれ。オバサンとさほど変わらない。
「仕方がない。」をたくさん知っている、この時代の女性は、
潔い人が多いのだろう。

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また、読み返してみたくなった。




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[ 2014/09/02 01:10 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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